「気にしすぎ~」

自分の思ったことを口に出すのが怖いと思い始めたのはいつからだろう。

小さいころから人見知りだったから、もうずっとそうだったのかもしれない。

それが積み重なって、なんだか息苦しさを感じながら過ごしてた。

 

けどそんなときに「ひきこもり女子いろいろえっち」このブログ見つけた。

私も、自分はなんでこんなにバカなんだろーって思いながら過ごしてる。

ミカサさん(id:luvlife)の文章、すごくわかりやすくて面白い。もともとすごく賢い頭を持ってるんだろうなあって思う。

だから、ブログ始めたからって私もミカサさんと同じように素敵な文章を書けるとは限らないけど、何もしないよりはましかなって。

ミカサさんの最初の方の記事に「練習」って書いてあって、そっかー練習ではじめればいいんだなーって思った。

 

 

最初に書いた、自分の思ったこと口にするのこわいーっていうのを、なんでだろう?ってずっと考えてた。

ら、この間好きな人に「気にしすぎ~」って言われたこと思い出した。

 

好きな人(なんかいろんなことできるからマルチさんにする)とは付き合ってるわけじゃないけど、もうかれこれ2年以上付き合ってる、みたいな関係でいる。

わけあって周りに公にはできないんだけど、夜マルチさんの家に泊まりに行ったり、数えるくらいしかないけど休みがあった日に遊んだり、基本的にマルチさんと二人でいれるのはマルチさんの家っていうこっそりとした関係。

周りの人間関係とかもあって、何度も会うのやめようとしたけど、むりー。

 

でもこの間はじめてマルチさんの方から「もう会うのやめよー」って、一方的に切られた事があって、初めて1か月くらい二人きりで会わない期間が続いた。もうそのまま元に戻れないと思ってた。

でも、マルチさんから連絡きて仲直りしたの。

マルチさんは正直モテる。それからはじめて会った時から知ってたことだけど、女の子大好き。

だから私とこんな関係になった時、嬉しかったけど不安とか寂しさとか、ずっとあった。ほかの女の子ともこーいう事してるのかなーとか。

いろいろ思いめぐらせたりして落ち込んだりしてたんだけど、付き合いが長くなるにつれてマルチさんてほんとに私の事好きでいてくれてるのかもーと思うようになってった。

もともと私は好きな人に依存しすぎちゃって嫉妬心とか強い。うまくコントロールできない。嫉妬とかしない寛容な人とか、すごいなーってうらやましいなーって思う。

でもマルチさんの事なんとなく信じられるようになってきたし、私は私の生活あるしーって事に気づいて、少しずつそういう気持ちに向き合えるようになってきたと思うんだよねー。

 

ただ久しぶりにマルチさんの家に泊まりに行ったときの事。

毎回お風呂に入るときにずっとバスタオルと体洗う用のタオルの2枚借りてた。もう把握してくれてて、何もきかずに出してくれてたんだー。なのに1か月くらいぶりに行ったら「タオル何枚いるー?」って言われたの。

すごく些細な事だし、こいつめんどくせぇ!って思われそうだけど、

(あぁ、この1か月の間に他の女の子がこの家にきてこんな風にお風呂かりて、えっちな事してたのかな~)

って思ったらすごく嫉妬してしまった。

ちょっと前にも、女の子と二人で遊んでたみたいな話をちょっと聞いたりしたのもあったし。

2年近くそういうやりとりしてたのに、1か月くらい間が空いたくらいで習慣だったようなもの、忘れられちゃうのかなーって哀しくなった。この間にタオルを3枚借りてた女の子が遊びに来てたのかなーとか深追いしちゃった。

だから思わず「もう会うのやめよー」って言った。

そしたらマルチさんはもちろん「なんで?」って聞いてきた。

こういう時に自分の思ってること相手に伝えること、ただでさえ苦手。自分でもばかばかしいと思ってるから尚更言いづらかった。だけど、正直に伝えた。

そしたら、「気にしすぎ~」ってすごいやさしい口調で抱きしめてくれた。

 

なんか何気ない一言だけど、その一言が今までの全部を取り払ってくれたみたいだった。

ほんとに、私はどうでもいいことをいちいち気にしすぎてるのかもしれない。

 

 

例えばの話。

小学1年生のころ、公園の遊具に関しての作文を書くことになった。

作文といっても、表にその遊具の絵を描いて、裏に遊具の説明を書く感じ。

私は「鉄棒」を選んだ。(選んだのか指定されたのかはもう覚えてないー)

鉄棒の説明を書くときに、すごく迷った。

『さかあがりしたりできます』

って書きたかった。

当時一番仲の良かった女の子が鉄棒、苦手だった。

その女の子は逆上がりできなかった。

「鉄棒は逆上がりできるけど、○○ちゃん逆上がりできない…これ書いたら○○ちゃん、私できないのに、って傷つくかも…どうしよう。なんて書こう…!」

この事ばっかりぐるぐる考えて、次の事とか書けなくて、授業内に終わらなくて、人生で初めて学校で泣いてしまった出来事だった。

家に帰って、お母さんに話した。そしたら気にしすぎだよって。

「鉄棒の説明に○○ちゃんは関係ないんじゃないー?」って。

なんか他にも言われたと思うんだけどわすれちゃった。

ただ、当時妹を身ごもっていたお母さんにそういう話を打ち明けられた事と、お母さんがアドバイスくれたことに満足した。

翌日は昨日一切鉛筆がすすまなかったのがウソみたいにスラスラ書けた。

 

内容がどうのっていうのはまた別の話だよー、小学生だったから、許して。

ちょっとしたこと気にしすぎて何もできなくなるっていうの、今でもある。結構困る。

このブログ書くのも、なかなか文章かくのすすまない。

これで伝わるのかなーとか、ばかじゃない?って思われるかなーとか、あぁ薄っぺらいなあとか…

人に読まれないとわからないよねー。

 

だから、そういうの克服したいなーと思ってブログ書くことにしました。

ミカサさんみたいに、自分の思ったことちゃんと言えるようになりますよーに。

 

このひとつ書くのに6時間くらいかかってる…